ジャパネット「Goods for you. ~勝ち負けではない価値篇~」

ジャパネット「Goods for you. ~勝ち負けではない価値篇~」

CMのあらすじは、公式の説明で

 

たとえ結果がどうであっても、そこに向かってひたむきに努力することそのものに輝きがあり、その挑戦の過程に価値を見つけることで、未来は少し変わっていくかもしれないという想いを込めています。

 

葛藤や迷いと向き合いながら、ひたむきに・がむしゃらに目標を目指して勝負に挑んだ時、きっとそこには結果以上の大切ななにかが見えてくる。挑む人とも、見守る人ともそんな想いを共感したいと考え制作しました。

 

中学受験のシーズンを迎えた三組の親子が、結果だけにとらわれてしまわず、再び次へと動きだす姿を通して、「勝ち負けだけでははかれない価値」を伝える内容となっています。

 

とありました。
女優・吉瀬美智子×映画監督・西川美和 初タッグ作品になります。

 

 

 

▼個人的な感想


本当に個人的な感想なんですが(笑)

我が家の長男が高校受験を控え、全くやる気がなく、妻から無理矢理塾にいれられ、やはり学力も伸びない息子。

 

勉強に付きあうことで妻だけがどんどん「懐かしいわぁ~」と頭がよくなっている我が家

 

冒頭のやる気のない子供が、危機感を持って必死になっている母親に対して
「でも、戦っているのはママのほうだ」
というセリフが凄く印象的で、共感する子供も多いのではないかと思う。

 

変わって、野球に打ち込む少年が
「勝ち負けが全てじゃないぞ、というパパが、私より本気で戦っているものはありますか?」

 

というセリフは正直意味がよくわからなかったが、これも子供目線なのでしょう。

 

大人は、ただ仕事して帰ってきて偉そうにしてるだけの存在と思われているのか?(言ってて悲しいw)
自分の事なんてよくわかってない癖に、偉そうにしてるだけ、と少し馬鹿にしている感じで捉えているのかな、と思った。

 

大人なめんなよ。←やめなさいw

 

変わって、多忙な夫婦の車内の会話を聞く子供が
「お父さんもお母さんも通った道。このまま進めば、いい人生が待っているらしい」

 

という言葉。この家族は3家族の中で一番高収入っぽい雰囲気。
苦労してきた経験から、子供に「今が頑張り時だぞ。ここで頑張ったら将来楽になるから」と口酸っぱく言っているのでしょう。

 

ここで、親目線に切り替わり、吉瀬さんの言葉で子供が頑張る姿でメッセージが入るので親目線も入ってくる感じ。

 

「みんな大体気付いてる。大抵の結果は、戦う前からわかっている」
「でも、私たちは勝ち負けでは測れない輝きを見つけて、また挑戦する」
「挑戦する人に声を送る。力を振り絞ることの楽しさや、誰かと心を震わせる時を求めて」
「何度でも、何度でも。小さなグッドを見つけたら、世界がちょっと変わるかも」
「Goods for you.」

 

 

このCMは結局、誰に対してのメッセージなのかは最後までわからなかったけど、

親にも子供にも、頑張る事の尊さを伝える為の演出なのかな?という感想。

あとは、3組の子供が出ているのをこの記事を書く際に気付いたぐらいで、男女で3人か2人にしたほうがわかり易かったかも?

と思ったら、野球の子供は女の子でした。(ごめんなさい

 

正直、このCMを通して「ジャパネット」として、何か得があるのか?という内容。

会社のイメージアップ的なものだろうか?

気になって公式サイトを見てみたら、このシリーズの特設HPがあった。

https://corporate.japanet.co.jp/brand/

 

 

中学受験のシーズンを迎えた三組の親子が、結果だけにとらわれず、再び次へと動きだす姿を通して、「勝ち負けだけでははかれない価値」を伝える内容となっています。

 

ジャパネットが企業CMとして展開するCMシリーズのひとつ。

「小さなグッドを見つけたら、世界はちょっと変わるかも」をコンセプトに、人々の生活を豊かに、楽しくする商品・サービスを提供することを理念とする弊社の企業姿勢を表現したCMシリーズです。

 

 

とのことでした。

かなりお金も掛かってそうだし、これは企業姿勢を表すことで雇用にも繋がりそうですね。

 

 

なんにせよ、受験を控える家庭には何らかの想いや気付きを与える内容ではないかと思いました。

 

 

 

▼出演者紹介


吉瀬美智子

一人で息子を育てながら理学療法士として働き、中学受験に挑む息子を必死にサポートする女性を演じています。

参照:フラーム

 

 

 

中村 太陽

吉瀬さんの息子役。モチベーションが上がらず、第一志望に落ちてしまいます。

参照:クレヨン

 

 

 

安部 賢一

プロ野球選手になる夢が道半ばで破れた父親役。

参照:LUCKY RIVER.

 

 

塚本もも

少年野球チームで奮闘するもなかなか結果が奮わない娘役。

参照:ジャパネット

 

 

結城 さなえ

子供を合格に導き“良い人生”を歩ませようと必死になる母親役。

参照:オフィスMORIMOTO

 

 

 

山口 太幹

成績優秀な息子役。

参照:海汐プロダクション

 

 

特設サイトではロングバージョン(8分弱)も見ることができるので、もっと出演者の細かい描写とか見る事ができました。

というか、ロングバージョンを見ないと、理解できない気がする(笑)

登場する3家族も、実は繋がってて、ちょっとした絡みもあり、よかったです

テレビCM考察カテゴリの最新記事